K5(けーご)の競輪、自転車談義

人生はそろそろ打鐘周回へ…

2023-01-01から1年間の記事一覧

2024への明暗分けた広島記念【G3】ひろしまピースカップ in 玉野

今年は広島競輪場の改装工事の為、玉野で行われた広島記念。 昨年はグランプリ出場直前に地元の松浦が優勝したが今年は斡旋されていない。代わりに地元、期待のホープである町田太我がその期待と重責と背負うことになった。 SSからは新田祐大と守澤が斡旋さ…

九州の結束?結束とは? 佐世保記念【G3】九十九島賞争奪戦

九州のボスやドンと呼ばれ親しまれてきた荒井崇博。 これまで佐賀所属でやってきたが、2022年に通算500勝達成時のインタビューで出身地である長崎へと移籍を表明した。 時に、九州には他地区に比べ同県と同じくらい”九州地区”としての絆の強さと感じることが…

24年の競輪は楽しみが増えた 別府記念【G3】オランダ王国友好杯

「グランプリ前に出走する意図は?」 グランプリを控える松浦が出走したことで、多くの注目を集めたのである。 松浦にとっては決して珍しいことではない。この時期の地元広島記念に毎年出走しているので、毎回このような質問をされているような気がするが、…

伊東温泉記念【G3】椿賞争奪戦

グランプリ直前の記念はつらい… 主催や選手など関係者から聞こえてきそうなほど、この時期は大変である。なぜならグランプリが決まっているS級は出走しないし、お客さんはグランプリに資金を温存する傾向もあり、本場は寒さも相まって客足は遠のく一方なので…

正真正銘の証。二つ目のタイトル獲得。第65回 競輪祭

毎年のことながらこの時期は様々の想いが交錯する。 S級S班に昇格を決め喜びを表す一方で、降格が決まり寂しい思いをするのもこの競輪祭である。 年末のKEIRINグランプリが控えているとはいえ、多くの選手たちの戦いは、この競輪祭で一旦終わりを迎えるのだ…

第一回女子王座戦 負けるはずのない佐藤水菜

女子王座戦”初代”女王の称号をかけた熱き戦いは競輪場を飛び出してネットを中心に波紋を呼んだ。 問題のシーン 負けるはずのない佐藤水菜 車券購入以外にも競輪の為にできることはある 初代女王 梅川風子 誕生 女王児玉碧衣の敗退 久米詩も敗退 ガールズケイ…

自力若手の台頭【大垣記念G3】 寝坊から考える車券購入の鉄則

毎年この時期の開催は裏記念とよばれ、玄人しか買わないと言われている記念だ。 年間で最後のG1 競輪祭を控える為、GPが確定している選手や熾烈な賞金争いの渦中にいる選手はコンディショニングやピーキングを行う。 その為、SS不在どころか、有力なS1選手も…

トラック日本代表の秘密兵器、いよいよ解禁か

2023年トラック世界選手権で佐藤水菜と内野艶和が使用したバイクが話題になっていたのは記憶に新しい。 独特な形状のフロントフォーク、シートステイ、何より一番に目につくのはドライブトレインが左側についているのです。 ※ドライブトレイン(駆動系パーツ…

見どころ 第1回女子王座戦【G1】

今年から新設されたガールズケイリンのG1 3つのうちの最終戦『第1回 女子王座戦』が開催される。当たり前だが今年のG1勝者には”初代女王”の称号が与えられる。 パールカップ初代女王は 児玉碧衣 オールガールズクラシック初代女王は 佐藤水菜 ”女子王座戦初…

見どころ 第65回競輪祭【G1】

”本気で獲りたい。そうなると新田さんの番手が一番優勝に近いと思った。” 昨年このコメントを残し、北日本が一致団結し見事優勝した新山。 それにより新山がGP出場、北日本SS4人という最強布陣で挑んだGPはなんと惨敗。 そして迎えた23年。北日本のSS4人はこ…

見事、復活脇本 四日市記念【G3】泗水杯争奪戦

今年の8月のオールスターでの落車…それも準決勝勝ち上がりが確定している特選での出来事、代償はとても大きかった。 右肋骨骨折、右肩甲骨骨折、肺気胸という大怪我だった。 ただの復帰ではなく復活した脇本 初日 二日目 心配すべきは脇本ではない… 平原康多…

チャンピオンズリーグ初参戦で欧州を揺るがした橋本英也 総合6位で終える。

10月21日から開幕し約1ヶ月にわたり開催されたUCIトラックチャンピオンズリーグ2023もついに最終戦。第4戦同様イギリスはロンドンのリーバレーベロパークで行われました。 スクラッチ エリミネーション 最終リザルト 欧州へ与えた衝撃 第4戦を終えて橋本は首…

チャンピオンズリーグもいよいよ最終章

チャンピオンズリーグもいよいよ佳境に入り第4戦はイギリスのロンドンオリンピック時に建設されたリーバレーベロパーク(ベロドローム)で行われました。 第4戦、第5戦は連日して行われ1ヶ月にわたり繰り広げられた激戦も終わりを迎えます。 現在総合3位につ…

前人未到の同一記念6連覇防府記念

前人未到の同一記念6連覇という期待のかかる地元清水裕友だが、初日から一つもスキを見せることなく、完全優勝を成し遂げた。 記念すべき新記録は地元山口ではなく、防府競輪場施設整備の影響で玉野競輪で開催となりました。しかしこれが清水にとっては変な…

橋本 首位陥落 エリミネーションでは衝撃の展開

2024パリオリンピックでトラック競技が行われるフランスのサン・カンタン・アン・イヴリーヌに舞台を移し行われたトラックチャンピオンズリーグ第3戦。 ここまで2位のビビックに3pt差をつけ総合リーダーの橋本。リーダージャージの死守に期待が集まったが、…

京王閣記念【G3】ゴールドカップレース

今年からナイター開催となった京王閣記念ゴールドカップレース。 翌週は11月のこの時期のナイターともなると日中との寒暖差、特に夜の冷え込みは選手に影響があっただろう。特に例年S班を走る平原や佐藤慎太郎は調整が難しかったのでだろうか。とはいえこの…

個人総合リーダー死守!ブルージャージ着用の橋本

UCIチャンピオンズリーグ第2ラウンドはドイツのベルリンベロドロームで行われた。 日本の橋本は第1ラウンドで獲得した初の総合リーダージャージをキープすること成功した。 これで第2ラウンドに引き続き、第3ラウンドもブルージャージを着てレースすることに…

史上初!橋本英也快挙!ブルージャージ獲得!

10月21日にスペイン・マヨルカでUCIトラック チャンピオンズリーグ2023のラウンド1行われました。 スクラッチ 1位 エリミネーション 5位 総合首位 リザルト エンデュランスカテゴリーで出走の橋本はスクラッチでいきなり優勝、エリミネーションでは5位の橋…

橋本英也 参戦!第3回UCIトラックチャンピオンズリーグ

今年で3回目を迎えたUCIトラックチャンピオンズリーグ 今年も全5ラウンドで争われる。日本からは橋本英也がエンデュランス(中距離)で出場決定。 UCIトラックチャンピオンズリーグ 種目 スプリント(短距離) エンデュランス(中距離) 選考方法 開催日程 …

古性完全優勝!ナショナル勢は惨敗 第32回 寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

弥彦競輪場のある新潟県ではもう冬を感じさせるような寒さな上に、初日こそ晴れていたが2日目と3日目には選手の体力とパフォーマンス大幅に低下させるような大雨の中で行われた第32回 寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント。名の通りトラック競技を主戦と…

小田原記念【G3】施設整備協賛小田原城下町音頭杯

来週に迫ったG1 寛仁親王牌があるため今節はいわゆる裏開催となった小田原記念である。 当たり前だが裏開催のため、S級S班はおらず斡旋メンバーはいつもと比べ見劣りする一方で、誰にでも記念制覇がしやすくなり、実力はG1クラスでありながら漏れてしまう選…

見どころ 第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント【G1】

寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントは10月19日~10月22日までの4日間、新潟県の弥彦競輪場で行われる特別競輪G1である。 昨今、6日制などのG1が増えてきていて売り上げが上がり賞金も上がっているのでよいのかもしれないが、個人的には4日制がちょうど良…

熊本記念in久留米【G3】火の国杯争奪戦

2016年の熊本地震で損傷した熊本競輪場が休催して早7年の年月が経ち、その間、久留米で行われていた熊本記念ももう今年で最後。2024年からは熊本競輪場がかえってきます。 7年という長い年月を要した。震災に見舞われると復興するのに時間がかかるというのが…

初代女王!佐藤水菜 オールガールズクラシック【G1】

">今年から新設されたガールズケイリンG1の一つ。最も格式の高い位置付けであるオールガールズクラシックが松戸競輪場で行われた。 松戸開催ならでは見どころ 強すぎる佐藤水菜 ガールズケイリン国内組のレベル ガールズケイリンのおもしろさ ガールズケイリ…

豊橋記念【G3】ちぎり争奪戦

豊橋競輪場に深谷が凱旋。 愛知所属だった深谷が静岡に移籍してもう何年経つのだろうか。ずいぶん前のような記憶もあり。ついこの間だったような気もする。 深谷が初日特選を1着勝利を飾ると「おかえり」なんて声も上がっていた。 初日特選には今年のG1決勝…

見どころ オールガールズクラシック【G1】

ドキドキが止まらない。なんてキャッチコピーとは真逆の激しい女子だけの闘いがいよいよ始まる。 G1 オールガールズクラシック 選抜方法 勝ち上がり 優勝者賞金 注目のナショナル組 ナショナル組も脅かす国内組 G1 オールガールズクラシック 23年より新設さ…

アジア制覇!世界制覇への序章

9月23日から10月8日まで中国・杭州で行われた第19回アジア競技大会で自転車競技トラック日本代表がメダルラッシュの快挙を成し遂げてくれた。 大会前より日本のトラック競技、特にケイリンとスプリントは、あくまでも世界標準でアジアではほぼ敵なし、圧倒し…

ミッドナイトG3決定!開催へ

9月26日JKAは2024年度G3などの開催日程を発表しました。 特記事項のひとつが界隈を騒つかせた。記載内容を見てみると 『ミッドナイトG3(S級7車立て7R+L級7車立て2R)試行実施について』とあり 目的を見てみるとこんな記載がある。 『ミッドナイト競輪を楽…

松阪記念【G3】蒲生氏郷杯王座競輪

松阪競輪場は昨年の記念開催終了後より管理棟の改修工事に入り今夏に改修工事を終えおよそ1年ぶりの開催がF1戦を経て記念開催となりました。 特別競輪(G2)後の開催で来月にはさらに特別競輪(G1)となり、狭間の開催で斡旋メンバー的にも土曜始まりの開催…

シマノクランクリコール!シマノの責任なのか?今後は…

23年9月21日(日本時間で22日)シマノ製クランクがリコールを発表。 CPSC 対象モデル 大規模リコールから大問題に発展⁉︎ リリース内容の違い ステルスリコール? 果たしてシマノだけの責任なのか? バイクの水洗い パワーメーター導入による弊害 バーチャル…