K5(けーご)の競輪、自転車談義

人生はそろそろ打鐘周回へ…

引越ししました。

下記に引越ししました。 ↓↓ note.com

番組屋の思惑、失敗? 松山記念【G3】金亀杯争覇戦

SS 5人斡旋の超激戦記念を制したのはSSの中でもずば抜けている古性優作であった。 強い…強すぎる。 昨年にG1を3つ獲ったこの男にスランプや不調の言葉はないのだろうか。このまま本当に期待に応えるのではなく、私たちの期待を超えていくのだろうか。この男…

漢・取鳥雄吾 玉野記念【G3】瀬戸の王子杯争奪戦

個人的に中国地区には期待している将来有望な若手がたくさんいるのである。 若手をどう定義づけるかにもよるが、一般的にも20代を若手とするのであれば中国地区には多い。 ※清水裕友を筆頭に、太田海也、取鳥雄吾、晝田宗一郎だ。 今回の玉野記念では地元の…

近畿無双から2人で掴んだ。奈良記念【G3】春日賞争覇戦

昨年の奈良記念をなぜか鮮明に覚えている。 強烈な捲りに加えて、外からさらに捲ってきたSS新田を捌く強さも見せていた。勝利やや地元記念への気持ちが溢れでていたレースだったからかもしれない。そしてあの三谷竜生のもがいた時に見せるあの独特の乗車フォ…

【競り】が持つ意味 高松記念【G3】玉藻杯争覇戦

全日本選抜競輪の余韻もそこそこに、選手もファンも休む間もなく、翌週末には記念が開催されている。これが競輪の良いところでもある、週末には必ず日本のどこかで大きなレースが行われているのだ。今回の舞台は香川県は高松。 先日の全日本選抜競輪ではまさ…

9枚ある赤パンを1枚”失った”…全日本選抜競輪【G1】

早くも2024年の一発目のG1 全日本選抜競輪が行われた。 優勝賞金は4000万に増額され、売上も目標の95億を大幅に上回る103億を記録し、選手のSNSからも現地の観客の多さに驚いた。などの投稿もあり、競輪人気も増えてきていて非常に喜ばしい。開催も大成功と…

埼玉、神奈川…次は静岡か。静岡記念【G3】たちあおい賞争奪戦

ネーションズカップの裏(いや、ネーションズカップが裏になるのか?)で行われた静岡記念。 今年からS級S班となった深谷の地元記念となる。 先日行われた同地区の川崎記念では、SSどころかGPチャンピオンまでも差し置いてSS不在の12Rを走ったり、5車結束し…

2024 UCIネーションズカップ 第1戦 最終日

大会2日目の 女子スプリントと男子ケイリンの様子はこちらから↓ k5keirin.com 女子ケイリン まさかの最下位 逆転勝利への秘策? 決勝 男子スプリント 予選 2回戦 準々決勝 準決勝 決勝 1本目 2本目 3本目 日本が誇る2人 女子スプリントと男子ケイリンの結果…

2024 UCIネーションズカップ 第1戦 オーストラリア・アデレード

自転車競技トラック日本代表の2024の初戦はここから始まる。 今年はパリオリンピックが控えているため、出場枠を争うという面においても重要な大会になっている。 UCIネーションズカップは年に3戦実施され世界選手権、オリンピックに次ぐ高いUCIポイントが獲…

敗退、別線、戦略、予想外だらけのいわき平記念【G3】いわき金杯争奪戦

今年初レースであるS級S班2人。 新山響平と山口拳矢である。共に前開催を欠場し、なんと今年初レースである。 これでケガの眞杉を除くS班達の2024年が始まった。 開設73周年記念いわき金杯争奪戦開催前 新山響平(30=青森)が、能登半島地震の義援金とし…

2年ぶりの決着 川崎記念【G3】桜花賞

2022の桜花賞 郡司と松浦の同着優勝。 23年はバンク改修もあり、2年の時を経て決着の時が来たか… バンク改修後、初の記念開催となった川崎競輪場。 川崎競輪場改修中に川崎の、神奈川の、いや…南関のエースだった?郡司浩平がSSを陥落してしまったのであった…

常勝軍団、2024近畿勢無双なるか。和歌山記念【G3】

24年初戦となった地元地区の和歌山記念となった古性優作だが、グランプリの負け方が負け方だっただけに状態が気になる。 一方で新たな気持ちで挑めるのか、昨年G1 3勝の最強王者はどういったレースを見せるのか注目が集まった。 和歌山のエース東口はコツコ…

平原記念?大宮記念【G3】倉茂記念杯

2024年最初の記念は大宮からスタート。 500バンクは予想が難しいという人が多いので、年明け早々苦しんだ方もいたのではないでしょう。一方で特大車券も飛び出したので思いがけないお年玉をとった人もいるのではないしょうか。 一部のファンからは平原記念と…

KEIRINグランプリ2023

年末の大一番KEIRINグランプリ。優勝賞金1億円以上という金額の大きさや、その年のG1勝者と賞金上位者、9名ベストナインの戦いから競輪界最高峰のレースと言われています。 〇〇決定戦?きっかけ?お祭りレース? ヤンググランプリ ガールズグランプリ グラ…

2024への明暗分けた広島記念【G3】ひろしまピースカップ in 玉野

今年は広島競輪場の改装工事の為、玉野で行われた広島記念。 昨年はグランプリ出場直前に地元の松浦が優勝したが今年は斡旋されていない。代わりに地元、期待のホープである町田太我がその期待と重責と背負うことになった。 SSからは新田祐大と守澤が斡旋さ…

九州の結束?結束とは? 佐世保記念【G3】九十九島賞争奪戦

九州のボスやドンと呼ばれ親しまれてきた荒井崇博。 これまで佐賀所属でやってきたが、2022年に通算500勝達成時のインタビューで出身地である長崎へと移籍を表明した。 時に、九州には他地区に比べ同県と同じくらい”九州地区”としての絆の強さと感じることが…

24年の競輪は楽しみが増えた 別府記念【G3】オランダ王国友好杯

「グランプリ前に出走する意図は?」 グランプリを控える松浦が出走したことで、多くの注目を集めたのである。 松浦にとっては決して珍しいことではない。この時期の地元広島記念に毎年出走しているので、毎回このような質問をされているような気がするが、…

伊東温泉記念【G3】椿賞争奪戦

グランプリ直前の記念はつらい… 主催や選手など関係者から聞こえてきそうなほど、この時期は大変である。なぜならグランプリが決まっているS級は出走しないし、お客さんはグランプリに資金を温存する傾向もあり、本場は寒さも相まって客足は遠のく一方なので…

正真正銘の証。二つ目のタイトル獲得。第65回 競輪祭

毎年のことながらこの時期は様々の想いが交錯する。 S級S班に昇格を決め喜びを表す一方で、降格が決まり寂しい思いをするのもこの競輪祭である。 年末のKEIRINグランプリが控えているとはいえ、多くの選手たちの戦いは、この競輪祭で一旦終わりを迎えるのだ…

第一回女子王座戦 負けるはずのない佐藤水菜

女子王座戦”初代”女王の称号をかけた熱き戦いは競輪場を飛び出してネットを中心に波紋を呼んだ。 問題のシーン 負けるはずのない佐藤水菜 車券購入以外にも競輪の為にできることはある 初代女王 梅川風子 誕生 女王児玉碧衣の敗退 久米詩も敗退 ガールズケイ…

自力若手の台頭【大垣記念G3】 寝坊から考える車券購入の鉄則

毎年この時期の開催は裏記念とよばれ、玄人しか買わないと言われている記念だ。 年間で最後のG1 競輪祭を控える為、GPが確定している選手や熾烈な賞金争いの渦中にいる選手はコンディショニングやピーキングを行う。 その為、SS不在どころか、有力なS1選手も…

トラック日本代表の秘密兵器、いよいよ解禁か

2023年トラック世界選手権で佐藤水菜と内野艶和が使用したバイクが話題になっていたのは記憶に新しい。 独特な形状のフロントフォーク、シートステイ、何より一番に目につくのはドライブトレインが左側についているのです。 ※ドライブトレイン(駆動系パーツ…

見どころ 第1回女子王座戦【G1】

今年から新設されたガールズケイリンのG1 3つのうちの最終戦『第1回 女子王座戦』が開催される。当たり前だが今年のG1勝者には”初代女王”の称号が与えられる。 パールカップ初代女王は 児玉碧衣 オールガールズクラシック初代女王は 佐藤水菜 ”女子王座戦初…

見どころ 第65回競輪祭【G1】

”本気で獲りたい。そうなると新田さんの番手が一番優勝に近いと思った。” 昨年このコメントを残し、北日本が一致団結し見事優勝した新山。 それにより新山がGP出場、北日本SS4人という最強布陣で挑んだGPはなんと惨敗。 そして迎えた23年。北日本のSS4人はこ…

見事、復活脇本 四日市記念【G3】泗水杯争奪戦

今年の8月のオールスターでの落車…それも準決勝勝ち上がりが確定している特選での出来事、代償はとても大きかった。 右肋骨骨折、右肩甲骨骨折、肺気胸という大怪我だった。 ただの復帰ではなく復活した脇本 初日 二日目 心配すべきは脇本ではない… 平原康多…

チャンピオンズリーグ初参戦で欧州を揺るがした橋本英也 総合6位で終える。

10月21日から開幕し約1ヶ月にわたり開催されたUCIトラックチャンピオンズリーグ2023もついに最終戦。第4戦同様イギリスはロンドンのリーバレーベロパークで行われました。 スクラッチ エリミネーション 最終リザルト 欧州へ与えた衝撃 第4戦を終えて橋本は首…

チャンピオンズリーグもいよいよ最終章

チャンピオンズリーグもいよいよ佳境に入り第4戦はイギリスのロンドンオリンピック時に建設されたリーバレーベロパーク(ベロドローム)で行われました。 第4戦、第5戦は連日して行われ1ヶ月にわたり繰り広げられた激戦も終わりを迎えます。 現在総合3位につ…

前人未到の同一記念6連覇防府記念

前人未到の同一記念6連覇という期待のかかる地元清水裕友だが、初日から一つもスキを見せることなく、完全優勝を成し遂げた。 記念すべき新記録は地元山口ではなく、防府競輪場施設整備の影響で玉野競輪で開催となりました。しかしこれが清水にとっては変な…

橋本 首位陥落 エリミネーションでは衝撃の展開

2024パリオリンピックでトラック競技が行われるフランスのサン・カンタン・アン・イヴリーヌに舞台を移し行われたトラックチャンピオンズリーグ第3戦。 ここまで2位のビビックに3pt差をつけ総合リーダーの橋本。リーダージャージの死守に期待が集まったが、…

京王閣記念【G3】ゴールドカップレース

今年からナイター開催となった京王閣記念ゴールドカップレース。 翌週は11月のこの時期のナイターともなると日中との寒暖差、特に夜の冷え込みは選手に影響があっただろう。特に例年S班を走る平原や佐藤慎太郎は調整が難しかったのでだろうか。とはいえこの…