女子王座戦”初代”女王の称号をかけた熱き戦いは競輪場を飛び出してネットを中心に波紋を呼んだ。
ガールズに限らず男子競輪にもレース後に各々の持論を展開して議論することはたくさんあるし、他のスポーツや他の公営競技にもあるだろう。
選手が増え、G1が新設され、人気がでた一つの証拠なので良いことだ。と言い切るには早いのかもしれないが決して悪いことではない。
プロ野球やサッカーにももちろんあるし、試合後の球場やスタジアム近くの居酒屋にはそういった人たちが多くいる。競輪はギャンブルだから博打だからという人もいるが、野球やサッカーだってお金を払って観戦しているし、サッカーにはtotoやサッカーくじなるものまであるのだから、そこまで変わらないと思う。
要するに競輪ファンのマナーやモラルの問題だと思う。悲しいがそういうこと。
問題のシーン
ゴール直後に優勝した梅川に対して肩に手を置き勝利を称えたのである。
これが問題になったのだ。
佐藤と梅川はナショナルチームに所属していてトラックチームでもチーム楽天Kドリームスで一緒の同士なのだ。
ガールズにラインは存在せず、協力して走ることはルール上あってはならないのだが、佐藤が前受けから番手に着く梅川を引いたのではないかと推測されている。つまり梅川を勝たせたのではないか?と思われ、これが波紋を呼んでいるのだ。
もしラインを組んでいるとするならば、他の選手は周回中にいつもやる位置取り争いをして分断を狙うなり、梅川を下げさせ前に入るなり、フタする作戦だってとれたはずだがそれは見られなかった。
負けるはずのない佐藤水菜
佐藤の人気は集中し1番人気。三連単は12番人気まで1着佐藤水菜であった。
観衆の勝手な負けるはずのない佐藤水菜が番手にいた梅川に差されたからである。
確認として梅川も世界を相手に戦うナショナルチーム所属の競争得点58点台のレーサーである。位置絶好の番手から佐藤を差すなんてごく自然なことである。
佐藤がゴール前、脚をゆるめたんだ。なんて幼稚なヤジもあったが冷静に見てみてほしい。1センターから仕掛けていて上がりタイムは3日間で1番早いタイムである、ゆるめたように見えた人の為に言っておくと、ゆるめたのではなくタレたのが正解ではないだろうか。
そして問題の肩に手を置き、梅川を称えたシーンにラインを組んでいたんだ。誤解を招くことはするな。との声もあがった。
一緒にレースを戦った相手を、勝った相手を称えて何が悪かったのか。他のスポーツでもよくある。同じ公営競技の競馬などでも見られるシーンである。ノーサイドという言葉を知らないのだろうか…入場前の敢闘門でやっていたら問題かもしれない。勝負の後に互いの健闘を称えるなんて素晴らしいことではないか。なぜ観衆はこれを受け入れられないのだろうか。これを許さないなんて、こんな悲しい世界はないと思う。
同じようなタイミングで柳原真緒も祝福している。
それは佐藤水菜が負けたから。強すぎるが故の問題なのか…
観衆が作り出した勝手な佐藤水菜。
負けるはずのない佐藤水菜…
車券購入以外にも競輪の為にできることはある
競技が違くて単純な比較はできないが”公営競技”なんだ。”ギャンブル”なんだ。という声が少なくないので同じ公営競技でありギャンブルである競馬と比較させてもらう。確かに競輪(自転車の競技側面)には後ろが有利という背景はもちろんあるということを前置きして、競馬にはこんなシーンをよくみる。そして競馬ファンはその姿を賞賛することが多い。素晴らしいではないか。
悲しいが、もう一度いう。この違いは競輪ファンのマナーやモラルの問題だ。
競輪という素晴らしい競技がもっとたくさんの人に知られ、認められるにはファンの人のマナーやモラルは必要不可欠である。
初代女王 梅川風子 誕生
レースは佐藤水菜を終始マーク、佐藤の仕掛けに合わせ、最後差し切るシリーズ通して強いレースを見せた梅川が優勝。
強敵揃いのG1開催、誰が勝ってもおかしくない状況ではあるものの、連日ビッグネームが姿を消した…
女王児玉碧衣の敗退
地元の期待もある中でスタート。最終バックで踏むも車がいつものように進まない。
まさかの6着…初日から波乱が起きた。
翌日の負け戦でも2着。競争感覚がおよそ40日も空いたの原因と本人はコメントしていた。それでも原因がわかっているのはポジティブ材料である。グランプリでの巻き返し
女王奪還に期待したいところだ。
久米詩も敗退
準決勝では賞金トップで優勝候補である久米も敗退した。児玉とは対照的でコメントなどからは不調の原因がわからなかった。ナショナル組とは違い、国内戦線からジャパントラックカップに参戦していた疲労もあるのだろうか?本人の中で原因がはっきりしていれば良いのだが…グランプリに向けて少々心配である。
ガールズケイリングランプリ出走予定選手
ガールズケイリンG1の初代女王が3者出揃いました。
パールカップ 児玉碧衣
オールガールズクラシック 佐藤水菜
女子王座戦 梅川風子
この3人を筆頭に年末にガールズグランプリが行われます。
佐藤水菜
児玉碧衣
梅川風子
久米詩
尾方真生
吉川美穂
坂口楓華
グランプリということもあり、今回同様すんなり終えるとも思えませんが、その時はまた。