ドキドキが止まらない。なんてキャッチコピーとは真逆の激しい女子だけの闘いがいよいよ始まる。
G1 オールガールズクラシック
23年より新設されたガールズケイリンの”G1” 3つのうちひとつである。中でもオールガールズと名前の通り1R〜12Rまで全てのレースがガールズケイリンなのである。クラシックという名称は最も格式の高いという意味を込めているそうです。
ボートレースでは女性だけのビックレースが開催されていて人気を得ている。競輪でも注目されるのは間違い無いだろう。
検車場や宿舎の雰囲気とかどうなんだろうか?これに狂わされる選手なんかもいるのだろうか…初めてのことは選手も観客も何が起こるのかわからないのが良いところで、JKAはこうやって新しいことをどんどんと試してくれるのは楽しいですね。
もちろん競輪の長い歴史の中で初めてのことであり、記念すべき第一回大会は松戸競輪場で行われます。今年のみ10月開催で、来年度からは4月開催だそうです。
選抜方法
前年度ガールズグランプリの1~3着の選手
選考期間(1~6月)において平均競争得点が上位20位以内の者と獲得賞金額上位者の42名(補欠3名)が選ばれます。
勝ち上がり
通常のポイント制ではありません。
初日は2着までの10名と3着4名
※前年度ガールズグランプリ1~3着の選手と獲得賞金額上位者は準決勝勝ち上がりが決定している初日特選に選ばれている7名
準決勝は2着までの6名と3着1名が決勝へ
優勝者賞金
優勝者は賞金700万円と年末のガールズグランプリへの出場権が与えられる。
また来年度のオールガールズクラシック出場権獲得も同時に獲得することができます。
注目のナショナル組
フィジカル面だけでいえば国内では間違いなくトップクラスのナショナル組。普段ガールズケイリン競争に出走する回数が少ないので、ナショナル組が参戦ということで混戦が予想されるだろう。今回は不安材料があり、9月末まで行われていたアジア競技大会から帰国後直行で松戸入りしている為、疲労の面ではかなりの不安材料となるだろう。特に太田りゆは最終日の疲労が尋常ではなかったと語っている。
ナショナル組は獲得賞金の上積みが難しいのでG1勝利でグランプリ出場を狙っているのは間違いない。残すはオールガールズクラシックと競輪祭。
ナショナル組も脅かす国内組
筆頭は児玉碧衣だろう。ガールズグランプリの出場権を獲得したG1 パールカップこそナショナル組不在での勝利だったが、8月のガルコレではナショナル組の2人に勝利。直前のレースでは腰痛に悩まされ、勝ちを逃す場面も。前日インタビューでは完全復活をコメントしていた。
久米詩は今年めきめきと力をつけ、今年ガルコレを制している。練習もナショナル組とすることもあるらしいが、トラック全日本選手権では佐藤と太田に手も足も出ず完敗だったが、もちろん当時より強くなっているだろう。
女王(さいきょう)になるのは…誰だ⁉︎